金属塗装は下塗りが必須?理由を解説します!
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外壁塗装の塗り替えをお考えの方の中には、金属塗装が必要な方も多いでしょう。
金属系サイディングは断熱性が高く強度が高いため人気ですが、塗装には下塗りが欠かせません。
今回は、金属塗装に下塗りが必要な理由や、下塗り塗料の持つ役割について解説します。
Contents
金属塗装には下塗りが欠かせない理由
近年は耐久性が高く、セメントと異なり防水性も高いため、ガルバリウム鋼板を採用されるケースが増えています。
防水性が高い分、錆びにくい金属系サイディングですが、経年劣化で色あせていき、錆びも発生しやすくなります。
これを防ぐために塗装が必要になりますが、金属素材は表面がツルツルしているため、いきなり塗料を塗ると表面に密着しません。
そこで大切なのが、下塗りです
ケレンによって表面に傷をつけて凹凸を作った上に、プライマーを下塗りすることで、上から塗る塗料の密着性を高めます。
下塗りせずに塗料を塗ってしまうと密着性が低いため、下塗りした場合に比べて塗料がはがれやすくなります。
高性能な塗料でも、下塗りがないと台無しになってしまうため注意しましょう。
また、塗装の仕上がりを良くするためにも大切です。
外壁の色と塗料の色が大きく異なる場合には、外壁の色が塗料の下から透けてしまう場合があります。
この場合は白い下塗り塗料を使うことで、外壁の色を隠して塗料の仕上がりをより綺麗にできます。
下塗り塗料の持つ役割
下塗り塗料は、他にも2つの役割があります。
1つは、傷んだ外壁による上塗り塗料の吸収を防ぐことです。
外壁は劣化によってひび割れや欠損を起こしますが、このように劣化した外壁は塗料を吸収してしまう性質があります。
塗料を吸収されて薄くなってしまった場所は、塗料の効果が十分に発揮されません。
下塗り塗料は塗料の吸着を防いでくれるため、上塗り塗料の効果を十分発揮し、色ムラを防ぐために大切です。
下塗り塗料が薄すぎると下塗り塗料が外壁に吸収され、外壁と上塗り塗料の密着性が低くなるため注意しましょう。
2つ目は、上塗り塗料と同様に機能性を高めることです。
下塗り塗料にもカビ防止や錆防止など、様々な機能を持ったものがあります。
上塗り塗料で足りないと感じる機能は、下塗り塗料で補いましょう。
まとめ
今回は、金属塗装に下塗りが必要な理由や、下塗り塗料の持つ役割について解説しました。
基本的には、下塗り塗料は上塗り塗料の接着剤の役割を果たします。
しかし、下塗り塗料そのものも機能を持ち、それぞれ特徴があることを覚えておきましょう。
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