屋根塗装には縁切りが必要！その理由や方法について解説します
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外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店塗り替えＹＵＵＫＩＮＧの那須です。
屋根塗装を行う際、必ず必要となる作業に「縁切り（えんぎり）」というものがあります。
あまり聞き馴染みがありませんが、トラブルを防ぐためには重要な作業です。
今回の記事では、屋根塗装で縁切りが必要な理由や方法について解説します。
Contents
縁切りが必要な理由について
屋根材にスレート瓦を使用している場合、ローラー等で屋根塗装を行う際、屋根材と屋根材が重なる部分に塗料が入り込むことがあります。
そして、そのまま入り込んだ塗料が乾燥すると、塞がった状態になってしまいます。
その塞がった状態になるのを防ぐために、隙間の塗料を切り離し、雨水の通り道を確保する作業が「縁切り」です。
隙間に雨水が入り込むと、スレート瓦を伝って屋根内部まで雨水が浸透し、雨漏りを引き起こす原因となります。
雨漏りによって、大事な木材を腐らせてしまうことにもつながるので注意が必要です。
また、雨漏りをしているかどうか、症状が分かりづらく、気づかないことも多々あります。
重症になってから気づく場合、軽症の時よりも補修が大変になり、手間や費用が余計にかかる可能性があるので、早めのメンテナンスが大切です。
縁切りの方法や費用について
縁切り作業には、30坪程度の一軒家であれば、5〜6万円程度が相場です。
専用の塗膜を切るカッターや皮スキなどの道具を使用して、1枚1枚塗膜を手作業で切っていきます。
職人1〜2人で縁切りを行う場合でも、1日がかりの作業になることが多いでしょう。
縁切りのタイミングとしては、塗装が完了してから数日経ってから、しっかりと塗料が乾いたタイミングで行うのがベストです。
塗装直後は塗料が乾き切っていないため、縁切りをしてもすぐにくっついてしまう可能性が高いため、数日経ったタイミングで行うのが正しい方法です。
外壁や雨樋塗装などの他の作業を進めておき、縁切りは工事の最後に、しっかりと乾いてから行うのが一般的です。
縁切りは必須の工程にも関わらず、実施されていないケースもあり、トラブルに発展することもあります。
手間のかかる作業であるため、施工時間も多くかかります。
そのため、縁切りにかかる時間も工期に組みこんで、見積もりに反映させる必要があります。
しかし、見落とされることもあるので、十分に気をつけましょう。
屋根工事は、直接目にする機会も少ないので、見落としがないように丁寧に確認してくださいね。
まとめ
今回は、屋根塗装に必要な縁切りについて解説しました。
雨漏りの原因にもなるので、必ず縁切りは実施しましょう。
当社では、完工チェックは100%社長対応で行い、施工品質に一切の妥協はいたしません。
屋根や外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社におまかせください。
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