塗装で重要なケレンとは一体何？必要性や種類について解説！
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外壁塗装において重要な「ケレン」は、主に鉄部の汚れを落とす作業を指します。
比較的手間がかかる作業ではありますが、どのような理由があってこの作業を行う必要があるのでしょうか。
そこで今回は、ケレンの必要性や種類について解説します。
Contents
ケレンの必要性について
塗装前に行う必要のあるケレンですが、その理由はいくつかあります。
以下では、ケレンを行う必要性について、3つの効果から解説します。
1つ目は、塗料の密着性・付着性の向上です。
ケレン作業をしないで劣化した部分に塗装をする場合、塗料の密着性・付着性は損なわれてしまいます。
サビや古い塗膜が残っているにも関わらず、新たに上から塗装をしても塗料は付着しません。
そのようにならないために、塗装する箇所と塗料が付着しやすくなるよう、下地の調整をするのです。
2つ目は、塗料の効果を長持ちさせるためです。
ケレンを省くと、塗料の効果を最大限発揮できず、あまり長持ちしません。
汚れやサビの上から塗装しても、根本的な劣化症状を改善できたわけではないので、下地の悪化とともに塗装も剥がれてしまいます。
塗料が守る本来の効果を発揮させるためにも、ケレンは重要です。
3つ目は、施工後の仕上がりを良くするためです。
塗料の厚みは、標準的な塗装工事では0.5mmにも満たない程度しかなく、下地に汚れが付着している状態で塗装すると、その部分だけ塗膜に厚みができます。
お金をかけてしっかりと塗装してもムラができてしまうので、綺麗な仕上がりにはなりません。
綺麗な仕上がりにするためにも、ケレンは必要なのです。
ケレンの種類について
ケレンの種類としては、主に4つのグレードに分けられます。
まず、「1種ケレン」は、特に腐食や錆が激しい場合に採用されます。
ブラスト工法と呼ばれる方法により、赤サビや黒皮などを完全に除去します。
「2種ケレン」は、鉄部のサビが鉄骨全体の30％を占めているような状態で、かなり腐食が進んでいる場合に採用されます。
1種とは異なり、薬剤を使用せずに電動工具や手工具により、外壁の素地が出るまで削ります。
「3種ケレン」は、鉄部のサビが鉄骨の5〜30％を占めている、軽度な場合に採用されます。
劣化していない塗膜は残し、主にハンマーやワイヤーブラシなどの工具を用いてサビを除去します。
「4種ケレン」は、鉄部のサビが鉄骨全体の5％以下の場合に採用されます。
塗膜の膨れや割れ、剥がれなどが多少見られる状態に適用され、表面をさっと綺麗にする程度の作業です。
まとめ
今回は、塗装で重要なケレンについて解説しました。
種類によって価格が大きく異なるので、ベストなものを選択しましょう。
当社では、お値打ち価格でありながら、ハウスメーカー並みの高品質塗装工事を行います。
汚れやサビの上から塗装しても、根本的な劣化症状を改善できたわけではないので、下地の悪化とともに塗装も剥がれてしまいます。
皆様に笑顔を！
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