屋根に錆止め塗料が必要な理由とは?塗料の種類も解説します!
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外壁塗装をお考えの方は、錆止め塗料の重要性についてご存知でしょうか。
錆止め塗料は錆を予防する上で非常に大切な塗料です。
特に屋根は紫外線や風雨を直接受けるため、劣化しやすい傾向にあります。
今回は、屋根に錆止め塗料が必要な理由や、錆止め塗料の種類について解説します。
屋根に錆止め塗料が必要な理由
外壁や屋根に金属系サイディングやトタンを採用するケースは多くありますが、これらは錆が生じるデメリットがあります。
外壁の錆はご自身で確認できますが、屋根に生じた錆は真上から確認する必要があります。
屋根に上がって確認する方法もありますが、定期的に屋根に上がるのは面倒ですし、そもそも屋根に上がるのは危険ですよね。
錆が生じても確認が難しいことが、屋根塗装の問題点です。
さらに、屋根は外壁以上に風雨や紫外線を受ける分、外壁よりも劣化しやすい傾向にあります。
このように、金属系の屋根は錆びやすく、そのうえで発見が遅くなりがちなため、予防として錆止め塗料が必要なのです。
錆止め塗料は、錆以外にも金属の腐食を防ぐ役割があります。
金属の表面に皮膜を作り、水や酵素から金属を守ることで錆や腐食を防いでいます。
市販の塗料も錆や腐食を防げますが、錆止め塗料のように強力な皮膜は作れず、水や空気を通してしまうことで錆が生じてしまいます。
金属系の屋根を使われる場合は、錆止め塗料を選びましょう。
錆止め塗料の種類
錆止め塗料は、主に以下の3種類に大別されます。
油性系
油性系塗料には2種類あり、そのうちの1つが油性系塗料です。
塗膜が厚いため、錆止め塗料の中でも効果が高い塗料です。
乾燥に時間がかかり、現場で扱いにくいことから、現在ではあまり使用されていません。
合成樹脂系
こちらは、油性系塗料のうち2つ目の塗料です。
早く乾燥する点や、仕上がりの良さが魅力の塗料です。
1つ目の油性系塗料に比べて、効果が劣る点がデメリットです。
エポキシ樹脂系
こちらは油性系塗料とは異なり、エポキシ樹脂に錆止め顔料を混ぜて作られた塗料です。
錆止め効果が高いだけでなく、付着性や耐久性にも優れた塗料です。
素地の内部に侵入して劣化した部分を補強する性質も持ち合わせるため、現在は塗り替え工事や新築工事で幅広く使われています。
まとめ
今回は、屋根に錆止め塗料が必要な理由や、錆止め塗料の種類について解説しました。
屋根は外壁以上に錆びやすく、そのうえで錆を発見しにくい点が非常に厄介です。
発見が遅れてしまうことを見越して、錆を予防することが大切です。
今回は塗料を3種類紹介しましたが、2度塗りする場合は合成樹脂系の塗料の上から、エポキシ樹脂系の塗料を上塗りするとお考え下さい。
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