基礎の外壁塗装は必要？注意点を解説します！
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外壁塗装では、基礎部分まで塗装される方がいます。
基礎は住宅を支える非常に重要な部分のため、塗装が必要だと感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装で基礎まで塗装するメリットや、塗装する際の注意点について解説します。
Contents
基礎の外壁塗装のメリット
基礎を塗装するメリットは、耐久性が高まることです。
基礎の塗装も外壁塗装と同様に、基礎を守る役割があります。
基礎は住宅を支える重要な部分であり、地面の揺れを吸収したり、地面からの湿気を遮る役割があります。
住宅を劣化させないためにも、基礎の塗装は効果的だといえるでしょう。
基礎を塗装すると、防水性の向上やカビの防止、見た目の美しさの向上など、様々な効果があります。
基礎の多くはコンクリートやセメントが使われていますが、これらの素材は吸水性が高いことが特徴です。
水分を吸ったこれらの素材は乾燥することで体積が小さくなり、ひび割れの原因になってしまいます。
ひび割れを起こすとそこから水が浸入し、さらに症状が悪化するため注意しましょう。
侵入した水は鉄筋の腐食を引き起こし、基礎の耐久性まで低下してしまいます。
鉄筋は腐食すると体積が大きくなるため、基礎の表面までひび割れを引き起こし、見た目にも影響する場合があります。
塗装する際の注意点
塗装には防水性の向上やカビの防止などのメリットがありますが、大きな落とし穴もあります。
それは、内側の劣化に気づきにくくなることです。
基礎は鉄筋とコンクリートでできた構造部に、表面に仕上げとしてモルタルが塗られてできています。
私たちが目にするひび割れの多くは表面のモルタルのひび割れであり、この段階で構造部分に問題はありません。
この時点で塗装すると見た目はよくなりますが、問題はこの状態で構造部分が劣化した場合です。
内側のコンクリートや鉄筋が劣化していても、表面のモルタルが綺麗だと劣化に気づけません。
構造部の劣化にすぐに気づけないため症状が悪化しやすく、基礎が劣化してしまいます。
そのため、基礎の塗装は確かに重要ですが、その前に基礎の補強も行うと良いでしょう。
塗装後は内側の補強が難しくなるため、必ず補強の後に塗装しましょう。
まとめ
今回は、基礎の外壁塗装のメリットや、塗装する際の注意点について解説しました。
基礎の外壁塗装そのものにデメリットはありませんが、内側の状態が見えなくなる点に注意しましょう。
この記事がお役に立てますと幸いです。
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